あなたは、「宇宙一わかりやすい高校物理を買ったけど、使い方がわからない」と 悩んでいませんか?
そこで今回は、「宇宙一わかりやすい高校物理」の使い方・勉強法、使いべき人のレベルや最終的に 到達できるレベルを紹介していきます。
ぜひ、参考にして下さい。
「宇宙一わかりやすい高校物理」を使うべき学力・レベルとは?
「宇宙一わかりやすい高校物理」を使うべき人とは、 物理の記述模試の偏差値が50以下、共通テスト物理の点数が6割以下 の人が使うと良いです。
「宇宙一わかりやすい高校物理」は、物理が全然できない人向けに書かれているので、 すでに偏差値55以上の人や 旧帝大や早慶レベルの難関大を目指している人には、不要な参考書と言えます。
本書は物理の解説の部分にたとえ話を多く使っているので、ある程度物理が出来る人からすると、逆に分かりにくいというデメリットが あります。
しかし、今まで物理が苦手だった人からすれば、 今までの参考書にはない解説の方法なので、物理に対する苦手克服の突破口に なる可能性もありますよ。
「宇宙一わかりやすい高校物理」で最終的に到達できるレベルとは?
「宇宙一わかりやすい高校物理」を完璧に仕上げると、 最終的には記述模試で偏差値50、共通テスト物理で7割程度 取れる学力が付きます。
なので、地方国公立大や中堅私立大を志望しており、物理は2次試験にはなく共通テストだけ、と言う人にはおススメの参考書です。
もし、2次試験に物理があったり、物理を得点源にしたい場合は本書だけでは足りないので、 「物理のエッセンス」や「良問の風」と言った問題集を取り組んだ方が良いです。
「宇宙一わかりやすい高校物理」の使い方・勉強法
本書は「力学・波動」編と「電磁気・熱・原子」編の2冊に別れており、それぞれを最初のページから読むのは時間がかかって非効率的です。
なので、本書で物理を理解する際には、
- 自分の苦手な分野・単元
- 現在、授業で勉強している単元
- 自分の志望校や共通テスト物理で頻出の単元
この3つの判断基準を基に、優先すべき単元から勉強していくのが良いでしょう。
解説を読んだ後に別冊問題集で問題を解く
本書を使う時は、必ず解説を読んだ後に、その解説に該当する別冊問題集の問題を解くようにしましょう。
例えば、1-1の解説を読んだ後に、1-1に対応した問題を解き、次に1-2の解説を読んで1-2に対応した問題を解く、と言う 要領で取り組んでいきます。
解説を読んだだけでも理解はできますが、きちんと知識として定着させるためにも必ず問題を解くべきです、
もし、問題が解けなかった場合は、 問題にバツ印を入れておき、後で重点的に復習をするようにしましょう。
公式の証明を理解して共通テスト物理の対策をしよう
本書で最も役に立つのが、公式の証明を丁寧に解説してくれる所です。
たまに共通テスト物理では、「公式を完璧に理解できてないと解けない問題」が出題されることがある。 その時に、公式を理解しているかしていないかで、ライバルに5~10点との差が簡単についてしまいます。
それに、公式の証明の理解は、物理の偏差値が55~60の人でも疎かになっていることがあるので、自分の得意な単元の公式でも 一度確認しておいた方が良いでしょう。
問題集と併用して得点力を付けよう
本書は、あくまでも参考書なので、これ1冊だけを完璧に仕上げても成績の伸びは実感できないです。 なので、問題集と併用して使うことをオススメします。
使う問題集は、「 物理のエッセンス 」が良いでしょう。この物理のエッセンスは、入試に頻出の問題を多数掲載しており、今まで多くの受験生の成績を上げてくれた良書です。
基本的には、「宇宙一を読む→物理のエッセンスを解く→疑問に思ったこと、分からない所があったら宇宙一で調べる」と言う流れで勉強していけば、成績はどんどん伸びていきます。