あなたは、「英作文のストラテジーで勉強したいけど、どうやって勉強すれば良いのか分からない」 と困っていませんか？
そこで今回は、英作文のストラテジーの使い方・勉強法と使うのに適したレベル等を分かりやすく解説していきます。
ぜひ、参考にして下さい。
「英作文のストラテジー」を使うのに適したレベル・偏差値はどれくらい？
「英作文のストラテジー」を勉強するのに適した学力は、 共通テスト模試の英語筆記で6割以上、記述模試の英語で偏差値50以上 の人が使うのが望ましいです。
このレベル帯の人は、英単語は完璧ではないが少し英単語は覚えているというレベルなので、 英作文の基礎から勉強できる「英作文のストラテジー」を使うのに適しています。
逆に、共通テスト英語で6割取れていない場合は、英単語や文法が全然覚えれていないので、 「英作文のストラテジー」よりも英単語、英文法の勉強を優先させた方が良いです。
「英作文のストラテジー」で最終的に到達できるレベル、偏差値とは？
「英作文のストラテジー」を使う事で、最終的には偏差値55~60に到達可能です。
ただし、「英作文のストラテジー」のみではなく英単語や英文法も完璧にマスターしたと言う前提の話であり、 「英作文のストラテジー」だけ勉強しても意味はありません。
もし、2次試験英語に自由英作文が出題される場合は、本書だけでなく、 他の自由英作文に特化した参考書で勉強したり、学校や予備校の先生から英作文の添削をしてもらう等の対策も必要 になります。
なので、本書はMARCH~旧帝大レベルを狙う人の英作文の基礎力を付けるための参考書 、と言った立ち位置になります。
英作文のストラテジーでどこを勉強したらよいか？
英作文のストラテジーは全部で３つのパートに分かれていて、それぞれ
- パート１・・・英作文の作り方のコツを紹介している
- パート２・・・１５０の基本例文を紹介している
- パート３・・・やや長めの和文英訳問題に挑戦する
この中で特に重要なのが、パート２になります。
なぜなら、大学入試の英作文は基本英文をマスターして、その覚えた英文を基に英作文を作っていけば、 合格点以上の英作文ができるようになっているからです。
そして、パート２で覚えた英文を応用させる力を付けるために、パート３をやっていくと万全の準備が仕上がるでしょう。
パート１は英作文の作り方のコツを解説していますが、多くは「そんな事は知ってるよ」と言う内容が 多く、参考になる部分があまりないので、暇な時に読む程度で十分です。
英作文のストラテジーの勉強法
ここからは、具体的にどのように勉強していけば良いのかを説明していきます。
パート２の例文は１日５題ずつ解いていく
参考書を買ったらやる気が上がり一気に仕上げたくなりますが、１日５題ずつ解くようにするのが良いです。 それに加えて、１日３～５題ずつ前に勉強した英作文の復習をやると、さらに学習効果が上がります。
本書にも書かれている事ですが、英作文の実力は緩やかにつくものなので、 毎日少しずつ問題を解いて、少しずつ復習をしていくのが英作文の勉強法の鉄則なのです。
また、１日５題ずつの様に、あまり無理をしないペースで勉強をすることで、モチベーションの維持にも繋がるし、他の教科の勉強もしやすくなります。
１５０個の英文を全部覚えるようにしよう
本書の最低限の目標は、パート２の英文１５０個を全て完璧に覚えることです。 全て覚えると、大体の英作文の問題で困る事はなくなります。
１５０個覚えるのは不可能だと感じるかもしれませんが、適切な方法で勉強していく事で必ず覚えることができるのです。
それは、以下の通りに勉強していけば良いです。
まずは、普通に英文を覚えていきます。覚えたと思ったら、頭の中で英文を思い出そうとしましょう。そして、１時間後に先ほど覚えた英文をもう１度思い出そうとします。 その時、思い出せても思い出せなくても、本書で答え合わせをしていくのです。
そして、次の日も頭の中で昨日覚えた英文を思い出そうとします。そして、本書で答え合わせをします。
これを繰り返すことで、記憶力は大幅に強化されて、長期的に大量の情報を脳に 詰め込めるようになるのです。
しかも、この勉強法において、思い出す作業は１分をかからないでできます。つまり、電車の中などのスキマ時間でできる勉強法なのです。
先生に自分が書いた英作文を見てもらおう
これはパート３の勉強の時に言えることだが、書いた英作文は必ず先生やめちゃめちゃ英作文ができる同級生などに、自分の答案を採点してもらうようにしましょう。
ボクも一時期は、自分で英作文の答え合わせをしていたが、その時はあまり効果がなかったように思える。しかし、先生に採点を頼んだ所、英作文の上達スピードが一気に上がった経験がある。
また、パート３の模範解答にも必ず目を通すようにしましょう。模範解答は、簡素な英文で表現されていて、まさにお手本にしたい綺麗な英作文です。 全部の英文を覚えるぐらいの意気込みで、色々な表現を吸収するようにしましょう。