「単語を覚えるだけでなく、長文も早く読めるようになりたいし、リスニングの対策も全部まとめてしたい」
このように考えている受験生にオススメなのが、「速読英単語 必修編」です。 もはや受験界では有名な英単語帳ですが、やはり英語力の底上げを図るには今でも最適な1冊と言えます。
そこで今回は、「速読英単語 必修編」のレベルや使い方を紹介していきます。
ぜひ、参考にしてください。
「速読英単語 必修編」を使うべきレベルとは?
「速読英単語 必修編」は全てのレベルの受験生が使えるような工夫がされていますが、 できれば偏差値50以上はほしいところです。
なぜならば、速読英単語は普通の単語帳と違い 長文の中に入試で重要な単語を含ませており、 長文を読むことで単語力を付けていこうと言う単語帳なので、 ある程度の単語力がないと中々勉強が捗らないからです。
もちろん、偏差値40などの英語が苦手な人でも使えない事はないですが、 効率面を考えると、ターゲット1900とかのオーソドックスな英単語帳の方が向いています。
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「速読英単語 必修編」の正しい使い方
「速読英単語 必修編」を正しく使うためには、以下の3つの方法を実践していきます。
1、まずは長文を読んで自分の弱点を見つけていく
最初に「速読英単語 必修編」を開いた後は、まずは解説など何も見ずに長文を読んでいきます。
読める部分はスラスラ読んで構いませんが、 「ちょっと単語の意味が怪しいな」とか「読めるのは読めたけど、少し詰まってしまった」と言う単語や文章があればチェックをしていきます。
一通り読み終わった後は、チェックが入った部分を中心に解説を見て覚えていき、また長文を読み直すと言う作業を繰り返し行いましょう。
これを繰り返していき、長文が最初から最後までスラスラ読めるようになれば、次の長文に取り掛かるようにします。
2、音声CDを聞きまくって、耳で覚えていく
長文を読んでいき目で単語を覚えた後は、今度は音声CDを使って耳で単語を覚えていきましょう。
リスニングをするのは、通学時間の電車やちょっとした休憩時間などのスキマ時間で構いません。スマホに音声を入れておくことで、いつでも気軽に聞けるような環境を作っておきましょう。
1番の勉強法をしっかりやっておけば、CDを聞くときに「この長文はこんな内容だったな」と言うのが分かっていると思うので、 音声を2倍速にしてスピードアップを図ったり、次に出てくる文章や単語を予測したりして聞くと、勉強の成果が大幅に上がります。
3、最終目的は何も見ないで長文を思う浮かべるようにすること
速読英単語を使う最終目的は、ただ英単語を覚えるだけでなく、速読英単語に書かれている長文の内容と文章を全て覚えることにしましょう。
とても不可能で超人的なことを言っているように感じるかもしれませんが、人間の記憶力は意外と底知れないものがあるので、 案外できるようになるものです。
例えば、ゲームのポケモンが大好きな人は、「どのポケモンがどのレベルに達したら、どんな技を覚える」みたいなことを全て覚える人だっているので、 不可能なことではありません。
ただし、単語帳1冊の内容をまるまる覚えるのは困難なことには違いありませんが、それを達成するためには「復習を欠かさず行うこと」と「英語に対して 好奇心を持って勉強をすること」を徹底する必要があります。