あなたは「英語長文ハイパートレーニングで勉強したいけど、どうやって勉強すれば良いのか分からない」 と困っていませんか?
そこで今回は、英語長文ハイパートレーニングの使い方・勉強法やレベルについて分かりやすく解説していきます。
ぜひ、参考にしてください。
「英語長文ハイパートレーニング」を使うべきレベル・偏差値とは?
「英語長文ハイパートレーニング」は全部で3種類の参考書が用意されており、それぞれ以下の目安で使うと良いです。
- 英語長文ハイパートレーニング レベル1..共通テスト英語で5割以下の人。
- 英語長文ハイパートレーニング レベル2..共通テスト英語で7割目指したい人。
- 英語長文ハイパートレーニング レベル3..共通テスト英語で8割、偏差値55を突破したい人。
基本的に「英語長文ハイパートレーニング」はマーク式の問題が多いので、共通テストのみ英語を受験する人向けの教材と言えます。
「英語長文ハイパートレーニング」で到達できるレベル・偏差値とは?
「英語長文ハイパートレーニング」を3冊マスターすれば、最終的には共通テスト英語で8割は取れる学力が付きます。
また、本書にも目安となる学力として「レベル2が標準レベル(共通テストレベル)、レベル3が難関大向け」の様に書かれていますが、 実際の全体的な問題のレベルは若干低くて、 「難関大向きの問題集としては物足りないな」と言う印象はあります。
もし、あなたが英語の偏差値を60以上、共通テスト英語で9割を目指す場合は、「やっておきたい英語長文700」などのワンランク上の 英語長文問題集に取り組む事をおススメします。
もちろん、「共通テスト英語で8割取れれば上出来」と言う人であれば、本書は解説が丁寧ですし、リスニングCDも同梱しているので 共通テスト対策として大いに役立ちます。
「英語長文ハイパートレーニング」の使い方・勉強法
1,まずは腕試しで制限時間以内に解く
まずは腕試しとして、英単語帳や解説などを何も見ずに問題を解いていきます。 基本的には1日1題のペースで解いてOKですが、本番までに時間がない人は1日2題でもOKです。
本書に書かれている制限時間は若干緩い設定になっているので、「楽勝で制限時間以内に解けたわww」 と言う人は、自分なりに制限時間を少なめに設定した方が勉強になります。
問題を解いた後に分からなかった問題、読めなかった単語や熟語については、本書の解説や自分が使っている英単語帳を活用して 復習、確認をしていきます。
2,解いた問題は音読&リスニングで長文読解力を鍛える
問題を解いた後は、リスニング音声を活用して復習をしていきます。
具体的には、
- リスニングの音声を聞く
- 音声が1文読み終わったら、その後を追って音読する
と言う方法で行います。
「音声を追って音読するのきつすぎww」と言う人は、最初は音声が完全に長文を読み終わった後にマイペースに音読もしても良いですし、 音声なしにして音読してもOKです。
ただし、最終的には音声と同じペースで音読できるようになれば、英語を読むスピードも上がりますし、 わざわざ「英語→日本語」に変換して読まずに英語のまま読めるようになります。
3,最低でも3回は復習をする
本書の長文は1回解いて終わりではなく、最低でも3回は復習をしましょう。 3回復習をすることで、 長文のリズムも体で覚えることができますし、長文の中にあった分からない単語や熟語も覚えることができます。
また、復習をする際に「問題文を読みながら問題を解く」のも良いですが、 完全にリスニングの音声だけ聞いて問題を解いてみるとリスニングの勉強にうってつけです。
「英語長文ハイパートレーニング」の次にやるべき教材とは?
もし、あなたが共通テストのみ英語を受験するのであれば、後は共通テストの過去問や各予備校が出版している予想問題集を解けばOKです。
もし、2次試験にも英語がある場合は本書だけでは物足りないので、「やっておきたい英語長文」シリーズや長文問題集ではないですが 「ポレポレ英文読解プロセス50」等で英文読解力の底上げをする必要があります。