「英作文基本300選」の使い方・勉強法、レベルを解説する

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「英作文基本300選」の使い方・勉強法、レベル

あなたは「英作文基本300選で勉強したいけど、どうやって勉強すれば良いのか分からない」 と困っていませんか?

そこで今回は、「英作文基本300選」の使い方や勉強、レベルまでを分かりやすく解説していきます。

ぜひ、参考にしてください。

「英作文基本300選」を使うのに適した学力・レベルとは?

「英作文基本300選」は、誰でも使える参考書ではなく、 最低でも記述模試で偏差値50、共通テストの英語筆記で7割のレベルがあるのが望ましいです。

なぜなら、大学受験で出題される英作文の割合は長文読解よりも遥かに少なく、 偏差値50以下であれば、英作文の勉強よりも英単語や英文法の勉強をした方が点数が伸びやすいからです。

それに、「英作文基本300選」に載っている英文は割と素直な表現のものが多く、 共通テスト英語で7割取れる人であれば、「英作文の勉強をしたいのに、分からない英単語調べてる」 みたいな事にならずに、英作文の勉強に集中できます。

「英作文基本300選」で到達できるレベル・学力とは?

「英作文基本300選」をマスターすれば、最終的には偏差値60~70は狙えます。

とは言っても、あくまでも「英作文基本300選」は自分が使える英文のバリエーションを増やすと言うのが目的の参考書なので、 実際に英作文を得点源にするためには、学校や予備校の先生に英作文の添削をしてもらい、自由英作文の勉強をする必要があります。

よく「英作文は英借文」と言われるように、英作文はどれだけ英文を覚えて使えるかがカギを握る分野なので、 東大や京大を狙うレベルの人でも、英作文の基礎固めとして使えます

「英作文基本300選」と「ドラゴン・イングリッシュ基本英文100」はどっちが良い?

よく「英作文基本300選」の比較として挙げられる参考書に「ドラゴン・イングリッシュ基本英文100」がありますが、 正直言うと、どちらも良書なので、自分が好きな方が選べば良いです。

この2冊の違いとしては以下の部分が挙げられます。

  • 英作文基本300選は英文が多いが、解説は少ない
  • ドラゴンイングリッシュは英文は少ないが、解説が豊富

「英文の解説は英文法の参考書とかで補うよ」と言う人は英作文基本300選の方が良いですし、 解説の豊富さを重視していたり、「ドラゴン桜に感化されて受験勉強するわwww」と言う人はドラゴンイングリッシュが良いです。

(ちなみに、ドラゴンイングリッシュと言う割には、そこまでドラゴン桜と関係がないです)

英作文基本300選の使い方

英作文基本300選を使う時には、以下の3つのポイントに注意して使いましょう。

1、丸暗記するレベルで復習をしまくる

英作文基本300選は最低でも3回は復習をして、本書を見なくても、ある程度英文が頭の中で思い浮かぶレベルまで やりこみましょう。

先ほども言ったように「英作文は英借文」と言う要素が強いので、自分がどれだけ英文が使えるかと言う要素が 点数にダイレクトに反映されます。

例えば、本書には以下のような例文があります。

There seems to be something wrong with this computer.

上の文は「このコンピュータは故障しているみたいだね」と言う英文ですが、この英文の中でも 「There seems to be」は他の英文でも使える表現です。

このように、英語の丸暗記を通して使える表現を増やすことで、英作文の時の「何を書いたら良いのか分からない」 と言う状況を無くすことができます。

2、音読をして学習スピードを上げる

ある程度例文をマスターしたと思ったら、学習スピードを上げるために音読をしていきましょう。

それに本書には付属CDがあるため、これを使わない手はないです。しかも、1つの例文につき2回ずつ音読してくれるので、頭に入りやすいです。

音読のやり方は、CDが音読した後に発音すること。

もし、余裕があれば、「2回目の音読は、テキストを見ないでやる」と言う風に、ある程度の負荷をかけて勉強をすると、 さらに例文を覚えられます。

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