あなたは、「長文読解の精度と速度を上げるために、英文会社の技術を使いたいけど、 どのように勉強すれば良いのか分からない」と、悩んでいませんか?
そこで今回は、「英文解釈の技術」シリーズのレベルや使い方・勉強法を分かりやすく紹介していきます。
ぜひ、参考にしてください。
「英文解釈の技術」の推奨レベル・到達可能偏差値とは?
「英文解釈の技術」シリーズは3タイプの参考書がありますが、それぞれのレベルは
- 英文解釈の技術100・・・応用レベル。東大や京大、早稲田・慶応でも使える
- 基礎英文解釈の技術100・・・基礎レベル。センター・中堅国公立・私立向け
- 入門英文解釈の技術70・・・入門レベル。正直言うと、使う意味はあまりない
と言う風に分けられます。
marchや関関同立、地方旧帝大レベルを目指すのであれば、「基礎英文解釈の技術100」で構文把握の基本を固めて、それから 「英文解釈の技術100」で完成させる、と言う順番に勉強をすると良いです。
また、構文把握をマスターすると、瞬時に文章の主語や述語などが見分けられるようになるので速読力が身に付き、 時間がないセンター英語でも対応できるようになります。
最終的には、センター英語9割、2次記述の偏差値で70以上のレベルには到達可能です。
補足:ポレポレや透視図との違いは何か?
よく「英文解釈の技術」と比較される参考書として、「ポレポレ英文読解プロセス50」と「英文解釈の透視図」がありますが、 これらの参考書には大きな違いはありません。
どの参考書でも大学入試には十分すぎるほどの構文力が付きますし、なぜか例文の単語のレベルが高いのも共通しているところです。
違う点を言えば、本のデザインや説明の仕方ぐらいなので、自分の感覚と合っているものを選べば良いでしょう。
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「英文解釈の技術」のおすすめの使い方・勉強法
「英文解釈の技術」で勉強する上で重要になるのは、英文を日本語に訳すことではありません。 それよりももっと重要なのは、「主語や述語、関係詞などの英文中にある1つ1つの単語の役割を、瞬時に見極めれるようになること」です。
最初に英文を読んだ時には単語すら難しく、全く読めないと思います。しかし、そこで諦めるのではなく、 解説をしっかりと読んで「どうしてココの部分が主語なのか、どういうプロセスで主語だと判断できたのか」と言った部分を理解していくのです。
特に、「どういうプロセス(過程)で主語や述語だと判断できたのか」と言う部分が重要で、これができるかできないかで英語力が大きく違ってきます。
英文を丸暗記するぐらいに復讐するのが大事
一回構文把握を理解したら終わりではなく、定期的に復習をしていく必要があります。
なぜなら、私たちの記憶力は大したことがなく覚えたことはすぐ忘れてしまいますし、 構文把握は反射的にできるようにしておく必要があるからです。
最低でも3回、理想を言えば5回は復習を行って、構文把握の勉強が終わった後でも 1週間に1回は通学中とかにザッと目を通すぐらいはしておきたいです。
「英文解釈の技術」の後は長文読解をやっていこう
「英文解釈の技術」が終わった後は、長文読解の問題集を使って応用力を付けていきます。 また、長文はただ読むのではなく、「主語はどれで、述語はどれで、、」と構文把握を意識しながら読んでいくと良いです。
最初の方は慣れない読み方をしているので読むスピードが遅くなりますが、徐々に文を理解するスピードが速くなって、正確性・速度が格段にレベルアップするのが分かります。
使用する問題集ですが、オススメなのは「やっておきたい英語長文シリーズ」。特に、500・700が現在の入試傾向に合っていて勉強のやりがいがあります。
他にも有名な長文問題集に「英語長文問題精講」や「基礎英文問題精講」がありますが、この2冊はやや古く、現在の入試の傾向と合ってない部分があるので、 効率よく点数を上げるのには不向きですね。
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