「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」の使い方・勉強法とレベルを解説する

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ステップアップノート30古典文法基礎ドリル

古文の勉強のためにステップアップノート30を買ったけど、どうやって勉強すれば良いのか分からない

このような悩みの人に向けて、今回は「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」の使い方・勉強法やレベルについて詳しく解説していきます。

ぜひ、参考にして下さい。

「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」のレベル・偏差値は?

「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」は、古文の勉強を始めたばかりで、特に「これから古文の文法をマスターしていきたい」 と言う人が使うと良いです。

目安としては、共通テスト古文で5割以下しか取れない人は、古文の単語や文法などの基礎力が不足しているので、 そのような人が「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」を使うと良いでしょう。

逆に、「共通テスト古文とか8割余裕ww」みたいな人で共通テスト古文で9割や満点を目指す場合は、文法の勉強よりも古文読解や古文常識 などの勉強をした方が点数が伸びます。

また、もし、あなたが他の古文文法の参考書を使っているのであれば、わざわざ「ステップアップノート30」を使う必要はありません。

なぜなら、市販の古文文法の参考書はほぼ同じ内容を取り扱っています し、「自分にとってどの参考書の解説が合っているか」などで使う参考書が決まるものだからです。

ステップアップノート30の使い方

ステップアップノート30の学習効果を最大限に伸ばすためにも、以下の3つの使い方を実践していきましょう。

1日2単元ずつ勉強していく

受験勉強において、古文はあまり重要でない教科だ、と言うのはもはや常識でしょう。なぜなら、2次試験で配点が高い英語・数学・理科の方が主戦場になりやすいからです。 (文系で2次に古文がある場合も、そこまで古文で差がつかないので、やはり主戦場は英語・数学になる)

なので、古文にあまり勉強時間を費やさずに勉強する必要があり、目安としては、2ヶ月、どんなに長くても3カ月で仕上げたい所です。

なので、このステップアップノートは、1ヶ月で仕上げる事を目標にしていきます

本書は30単元に分かれていて、3周ほど繰り返し復習をしたいので、 最初の1周目は1日2単元ずつ勉強していきましょう。(15日で終了)

そして、2周目はある程度問題に慣れてきているので、1日3単元ずつ。 3周目は、間違えた問題だけを解いていく感じでやっていくと、無理なく1ヶ月で仕上げることができます。

前日の勉強の復習を欠かさず行う

1日2単元ずつ勉強するのと並行して、前日に勉強した単元の復習も必ずやるようにしましょう。 なぜならば、人間の脳は3日前の事は80%以上忘れてしまうぐらい能力が低いので、復習を毎日行わないと、勉強の成果が目に見えて現れないからです。

しかし、何回も復習をすることで、脳により強く記憶が刻まれていき、3回ほど復習をした辺りから強く記憶に定着していくようになるのです。

ただ、復習と言ってもガッツリやっていく必要はないです。 文法の意味とか活用形の確認、間違えた問題を目で見るだけで解き直してみる等、簡単な復習だけで良いです。

これをやるかやらないかで、学習効率が数倍違ってくるし、1ヶ月続けるだけで大きな差が出てきます。

問題を解いて習熟度を把握しよう

本書で勉強して、ある程度できるようになったと実感してきたら、共通テスト過去問や予想問題集を解いていきましょう。

問題文を読んでいる時に、ただ読んでいくのではなく、「この文法の意味は○○で、活用形は××」と言う風に文法を識別していくようにしましょう。

もし、文章を読んでいて分からない古文単語や古文文法があれば、問題を解き終わった後に必ず単語帳や 「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」で確認をして復習をするようにしましょう。

特に「文法を覚えたはずなのに、古文読解の文章に出てくると読めなかった」と言う場合は、 その文法はあなたが理解しにくい、頭が認識しにくい文法なので、「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」に付箋やチェックを入れて 気軽に復習できるようにすると、記憶に定着しやすくなります。

「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」が終わったら次にやるべき勉強とは?

「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」が終わったら、共通テストの過去問や予想問題集をやればOKです。

本書の続編として「ステップアップノート30古典文法トレーニング」と言う参考書がありますが、 内容的に被っている部分も多く、わざわざ時間をかけて取り組む必要がないので、 「ステップアップノート30古典文法トレーニング」を勉強するよりも、共通テストや2次試験の過去問を解いた方が実力が付きます。

もっと古文の問題を解きたいぜッ」と言う人は、「古文上達 基礎編」や 「大学入試 全レベル問題集 古文」等の良質な問題集を解いていく事をおススメします。

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