古文では、自分に合った単語帳を選ぶかどうかで学習スピードが違ってくる。
なぜならば、単語帳によってそれぞれ特徴が違うし、人によって「覚えやすさ」の基準が違うからです。
ボクも受験生の頃は悩みに悩んで、自分にとって最良の単語帳を選んだことで、最高の成果を上げることができたと確信しています。
そこで、ボクが受験生の時に思った、おすすめの古文単語帳を紹介したい。
古文単語帳の購入の際に、是非とも参考にして下さい。
センター向けのおすすめ古文単語帳
古文はセンターのみと言う人は、大体300語を覚えればセンター対策は十分です。「マドンナ古文」に 掲載されている200単語くらいで十分だと言う人がいるが、はっきり言って200語では足りないです。
センター古文で万全を期すには、「読んで見て覚える重要古文単語315」を使いましょう。ボクも受験生の時には、この単語帳のおかげで文章を読む時につまづく事はなかった。
本書の良い所は、何と言っても覚えやすさである。単語の意味を想像しやすいイラストやだじゃれを使っていて、 脳に記憶を刻みやすくなっている。
脳科学的にもこの勉強法は正しくて、言葉とイメージを結び付けて覚えると忘れにくくなります。
本書に限った事ではないが、古文単語は一気に覚えるのではなく、小刻みに覚えていって毎日積み重ねるように覚えていった方が忘れにくくなります。
難関大を受験する人向けの古文単語帳
旧帝大や有名ボク立を受験する人では、上記の単語帳(300語)では絶対に足りないです。難関大を目指すのであれば、500~600語 レベルは欲しい所です。
難関大を目指すのであれば、「ゴロゴ手帖―古文単語ゴロ565」が良いです。ボクの周りの文系受験生は、ほぼ全員使っていた文系のバイブルと 言える古文単語帳です。
とにかく、ゴロ合わせとイラストのインパクトが強すぎて覚えやすくなっている。ただ、イラストやゴロ合わせは好き嫌いがはっきりと 分かれそうな物ばかりなので、本屋でしっかりと品定めをするべきです。
ゴロゴシリーズは色々な本が出版されているが、買うのであればイラスト付きの単語帳を買おう。イラストがないと、ゴロゴの威力は 半減してしまいます。
ナガセ
売り上げランキング: 28,264
ゴロゴと真反対な古文単語帳は、この「古文単語FORMULA 600」です。実際に入試で出題された文章を題材にして、古文単語を 覚えると言った、かなりオーソドックスな単語帳です。
なので、古文初学者や古文アレルギーの人にはオススメできないです。ある程度古文の力がある人で、実戦に近い形で古文単語の勉強をしたい人 向けの単語帳だと言えます。