「マーク式基礎問題集 数学」のレベルや使い方を紹介する

「マーク式基礎問題集 数学」のレベルや使い方

あなたは、「数学はセンターのみだから、効率よくセンター対策を進めていきたい」と、思っていませんか?

そんな人には、河合出版の「マーク式基礎問題集 数学」がおすすめです。 あくまでもマーク式の問題の対策のみができる参考書ですが、 センター数学の対策をするには打ってつけの教材と言えます。

そこで今回は、「マーク式基礎問題集 数学」のレベルや使い方・勉強法を紹介していきます。

ぜひ、参考にしてください。

「マーク式基礎問題集 数学」の推奨レベル

「マーク式基礎問題集 数学」は、学校の授業や定期テストで数学の基礎を一通り終えた人が使う、と言うレベルの問題集です。 主に、センターのみの受験やマーク式の私大対策に使えます。

なので、「学校の定期試験では70点ぐらいは取れるけど、センター数学の模試になったら6割も取れない」と言う人が使うと、 効率よく点数を伸ばすことができます。

しかし、本書はマーク式の問題に特化した作りになっているので、解説も「記述の試験だったら点数もらえないだろ」と思えるぐらい ポイントだけを抑えた解説文になっています。

本書をマスターすれば、センター数学で8割、上手くいくと9割は取れる実力を付けることができます。

「マーク式基礎問題集 数学」の使い方・勉強法

まずは自分の力で問題を解いていく

とりあえずは、最初は自分の力で問題を解いていきましょう。本番のセンター試験の様に、大問1つにつき15分の制限時間で解くと良いです。

そして分からなかった問題については、問題番号にチェックを入れていき、後で復習がしやすいようにしておきます。

答え合わせの時には、ただ解説を読んで理解するだけでなく、似たような公式がないかを教科書でチェックするようにします。 例えば、三角関数であればsinやcosの公式など似たような形がたくさんあるので、ついでに覚えていくと、 センター数学の応用力がついていきます。

最低でも3回は復習するようにする

センター数学は、問題を1回解いただけでは何も身につきません。 2回、3回と解きなおすことで初めて知識として定着していき、 本番のセンター数学においても、その知識を応用して問題を解くことができます。

よく「数学はセンスだ、思考力だ」とか言いますが、 センター数学に関しては問題のパターンがある程度決まっているので、 公式や問題の解き方を覚えるだけで7割、8割は狙えますよ。 (センター満点を目指すのであれば、2次レベルの内容をする必要がありますけど)

「マーク式基礎問題集 数学」の問題数は1冊60問なので、 「1日10題ずつ解く」と決めてしまえば、約1週間で1周終わらせることができて 3週間で3周復習ができると考えれば、決して無理な目標ではありません。

本書が終わった後はセンター過去問や模試を解いていく

「マーク式基礎問題集 数学」を終えた後は、あとはひたすらセンター数学の過去問や 全統模試などの模試の過去問を解いていきましょう。

基本的には、「マーク式基礎問題集<センター過去問≦全統模試」と言う難易度になっているので、 本書で基礎を身に付けた後は、それをセンター本番に使える形に直す必要があります。

大体センター数学の過去問を5年分解いていくと、センター数学の難易度や、 「この問題は難しいから飛ばした方がよい」と言う感覚が養われていくので、 10~20点ほどさらに点数が伸びます。

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