あなたは、「共通テスト数学で良い点が取りたいけど、どの参考書を使えば良いのか 分からない」と悩んでいませんか?
そこで今回は、実際に共通テスト数学で満点を取った筆者が、共通テスト数学で良い点を取れるための参考書を 5つ厳選して紹介していきます。
ぜひ、参考にしてください。
共通テスト数学の対策にお勧めの参考書とは?
一言で「おすすめの参考書」と言っても、「現在のあなたの学力はどれくらいか?」と言う事と、 「最終的に共通テスト数学で何点取りたいか?」によっておススメの参考書は違ってきます。
つまり、
- 共通テスト数学で9割、満点取りたい人向け
- 共通テスト数学で8割取りたい人向け
- 7割取れれば上出来の人向け
と言う風に、おススメの参考書も違ってくるので、以下は学力別におススメの参考書を紹介していきます。
共通テスト数学で9割、満点を取りたい人向けの参考書
共通テスト数学で9割、満点を取りたい人は、共通テスト数学に特化した勉強よりも、 2次対策を中心にして、共通テスト直前1か月だけ共通テストに特化した勉強をする方が、 満点を取りやすいです。
具体的には、以下の3冊の参考書の内、どれか1冊を選んで使い込むのが望ましいです。
青チャート
定番中の定番の参考書。ボリュームは非常に多いですが、「基礎例題」と「重要例題」のみに絞って 勉強をするだけで、記述模試で偏差値65,共通テストで満点が取れます。
青チャートには、章末問題とか類題など他にも多く問題が掲載されていますが、必要以上に難易度が高かったり、 ただ似たような問題を解いているだけになるので、章末問題や類題は解かなくてOKです。
現在の偏差値が50~60であれば、 青チャートが程よい難易度であり、十分に学力を伸ばすことが可能です。
最終的には、記述模試で偏差値60、共通テスト数学で9割~満点を取れるようになります。
数学標準問題精講
「青チャートは本が分厚すぎてやる気にならん」と言う場合は、この数学標準問題精講シリーズがおススメ。
本書の特徴は、ただ問題&解答を掲載しているだけでなく、この問題を解くにはどこから目を付ければ良いのかを 解説した「精講」と、問題の周辺知識をまとめた「研究」が掲載されていることです。
なので、単に問題を解くだけではなく、その問題を解く過程をキッチリと理解できるような構図になっています。
1対1対応の演習/数学
現在の学力が偏差値55以上、共通テスト模試の数学で8割以上の場合は、 青チャート、数学標準問題精講よりもこの「1対1対応の演習/数学」がおススメです。
1対1対応の演習は、青チャートよりも問題を厳選しており、大学入試の標準レベルだけに絞って問題を掲載しているのが特徴です。 (青チャートは、教科書の練習問題レベルの問題も混じっている。)
旧帝大とか有名私立などの難関大と呼ばれている大学では、標準レベルの問題を完答すれば合格圏内の6割が取れますし、 大学入試の標準レベルが楽勝に解ける学力であれば、共通テスト数学なんか時間が余るレベルで解けるようになります。
問題の解答はシンプルでかつ本質を突いており、偏差値55以上であれば、好奇心を持って問題に取り組めるはずです。
共通テスト数学で8割取りたい人向け
黄チャート
もし、あなたが「2次試験にも数学がある」と言う場合は、共通テスト数学に特化した勉強よりも、 2次試験対策を中心に勉強するのが良いです。
そして、共通テスト数学で8割を目指す学力であれば、いきなり入試レベルの問題集を解くよりも、 教科書レベルからステップアップできる問題集が望ましいです。
具体的には、黄チャートが挙げられます。黄チャートは問題数自体は多いものの、「基礎例題」「重要例題」に絞って勉強するだけでも、 記述模試の偏差値55、共通テスト数学で8割は取れるようになります。
黄チャートは、地方国公立大学志望や数学が苦手で足手まといになっている人向けの教材と言えます。
チャート式 大学入学共通テスト対策数学
もし、あなたが「2次試験に数学がなく、共通テスト数学で8割を取りたい」と言う場合は、 この「チャート式 大学入学共通テスト対策数学」が良いです。
本書はtタイトル通り、共通テストレベルの問題を多く掲載しており、 全部で5つの構成になっており、基本的には「基本例題」~「実践問題」の全ての問題を解いていくのが望ましいです。
- 基本例題
- 重要例題
- 演習問題
- 実践問題 (受験のテクニック的な解説がある)
- 実践模試 (模試形式で問題を解く)
ただし、共通テスト本番まで時間がなかったり、数学でも特定の分野が苦手と言う場合は、その分野の勉強をするだけでも 十分に力が付きます。
例えば、「ベクトルの問題がいつも10点しか取れない」と言う場合は、ベクトルの問題を重点に勉強すれば 効率よく点数は伸ばせるはずです。
7割取れれば上出来の人向け
数学の点数が面白いほどとれる本
現時点で共通テスト数学の点数が60点以下、最終的に7割取れれば良いという人は、 「数学の点数が面白いほどとれる本」がおススメです。
共通テスト数学の点数が60点以下の人は、そもそも数学の基礎が全くできていないので、 まずは基礎作りから始めて、最終的に共通テスト数学レベルまで学力を上げるのが望ましいです。
この「数学の点数が面白いほどとれる本」は、公式を使って問題を解く所からスタートして、 最終的には共通テストレベルの問題が解ける所までをカバーしているので、おススメです。