[9割突破]共通テスト数学の勉強法を具体的に解説する

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あなたは、「共通テスト数学で志望校合格できる点数を取りたいけど、どのように勉強すれば良いのか 分からない」と困っていませんか?

そこで今回は、共通テストの数学IA、2Bで共に満点を取った筆者が、 今日から実践できる共通テスト数学の勉強法、対策を解説していきます。

ぜひ、参考にしてください。

そもそも、共通テスト数学で9割、満点は取れるの?

結論から言うと、取れます。と言うより、ボクが取りました。(王者の風格)

よく数学で満点取るとなると、「数学は思考力が大事だ」とか「数学は地頭や才能で決まる(キリッ」 と言う人が出てきますが、受験数学においては全く見当違いな考え方です。

共通テスト数学、しいては受験数学において重要なのは、試験会場で頑張って考えることではなく、 試験本番に出題される問題と似たような問題を反復練習すること、 公式の証明や背景となる考え方を既に理解している状態に持っていくことなのです。

実際に、共通テスト数学の模試と学校や市販の問題集を比べてみると分かりますが、 数字を代えただけの問題や、Aの問題とBの問題を組み合わせた問題みたいなのが多い事が分かります。

実際に、ボクが共通テストを受けた時には、その場で頑張って考えた問題はほとんどなく、 「あっ、これは問題集に載ってた奴だ(進研ゼミ風)」と言う要領で 問題を見た瞬間に解き方が自然と浮かんできて問題を解く、と言う形まで持ってきました。

どのように共通テスト数学の勉強法をすれば良いのか?

先ほども言ったように、共通テスト数学の対策では、

  • 共通テストに出題される形の問題を反復して解くこと
  • 公式を丸暗記ではなく、証明や背景となる考え方を理解すること

この2つが重要になります。

以下は、それぞれを詳しく解説していきます。

1,共通テスト数学に出題される形の問題を反復して解く

共通テスト数学に留まらず受験数学で出題される問題は、結構似たような問題が多く出題されます。

よく予備校が共通テスト直前模試を実施しており、「この問題が本番に実際に出た!」みたいな事を毎年していますが、 裏を返せば、それだけ問題のパターンがある程度決まっているわけです。

そのため、共通テスト数学の対策では、「何か問題集を1冊決めて、その問題集を最低3周繰り返し解く」 と言うのが重要です。

1回解くだけだと、解けなかった問題の理解はフワッとした理解しか得られないですが、2回目を解くと、1回目よりも深い理解ができるように なり、3回目になると「問題を見なくても、その問題と解き方が頭に浮かぶレベル」まで到達できます。

あと、問題集を解く場合は、1日で一気に解くのではなく、共通テスト本番から逆算して1日に解く問題数を決めておくのが重要です。

例えば、共通テストまで残り3か月(90日)として、自分が使う問題集は全部で200問あるとしましょう。 最低でも3周する事を考えると合計600問解くことになるので、600÷90=6.6と言う計算になり、1日7問解けば良いことが分かります。

共通テスト数学にお勧めの問題集はあるの?

もし、あなたが共通テスト数学で8割以上取りたい場合や、2次試験にも数学がある場合は、 2次試験の数学の勉強を中心に考えて問題集を選ぶと良いです。

具体的には、青チャートや黄チャート等の共通テスト対策に留まらない問題集を用意して、勉強した方が 結果的に数学の点数を伸ばすことができます。

実際に、ボクの場合は共通テスト直前1か月前までは青チャートだけで勉強しており、直前1か月で最終調整として過去問3年分と 河合塾の予想問題集を解きました。

逆に、数学が苦手だったり、共通テスト数学で7割取れれば上出来と言う人は、共通テストに特化した問題集を使った方が良いです。

具体的には、「数学II・Bの点数が面白いほどとれる本」シリーズで勉強するのが良いです。 (ただし、面白いほどシリーズは基礎的な内容になっているので、8割以上を目指す場合は物足りない)

2,公式を丸暗記ではなく、証明や背景となる考え方を理解すること

共通テスト数学で満点近くを取りたい場合は、公式を丸暗記するのではなく、証明や背景となる考え方を理解するように しましょう。

特に、数学2Bや2次試験で数学3を勉強する人は覚えるべき公式の量はかなり増えますし、 共通テストの問題にも公式の導入部分が穴埋めになっている場合があるからです。

例えば、正弦定理とか余弦定理の公式ってありますよね。 では、余弦定理の公式が何故あのような形になっているのかを理解していれば、そもそも公式を覚える必要すらなくなるわけです。

余弦定理はまだ可愛い方ですが、三角関数とか微分積分と公式になると、似たような形が多くて、とても丸暗記できませんよね。

しかし、公式を理解していれば、膨大な量の微分積分の公式は、実は非常にシンプルな背景から成り立っていることに気づけて、 問題を解くのが楽になります。

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