宅浪はZ会を使った方が良いのか?メリット・デメリットを解説する

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宅浪生はZ会を使った方が良い? Z会に興味があるけど、本当に成績が上がるのか不安だ

宅浪がZ会を受講するのにメリットがあるの

このような悩みを抱えている方に向けて、筆者が宅浪時にZ会を使った経験を元に Z会のメリットデメリットを解説していきます。

実際に私も1年の宅浪の時にZ会を使うことで、九大でA判定を出すまでに学力を伸ばすことができました。

ただし、実際に使ってみて「Z会の良い点・悪い点」も分かってきたので、解説していきます。

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そもそも、Z会の教材の質は良いのか?

そもそも、Z会の教材の質は良いのかと言う話ですが、旧帝大や早慶、京大、東大の合格点が十分に取れるレベル の教材は用意されています。

例えば、Z会には志望校のレベルに応じて様々なコースが用意されており、その1つに「京大即応演習」と言うコースが あります。

この京大即応演習は、本番を意識した問題集と添削指導が用意されています。

他には、どんなコースが用意されているかと言うと、

京大に限らず難関大の2次試験の数学は、 標準レベルの問題を完答すれば合格できると言われていますが、Z会の問題は標準レベルよりもやや上のレベルの問題が多く掲載されています。

もちろん、「めっちゃムズイやん、、」と言う問題だけでなく、レベルに応じた問題集が用意されています。

市販の問題集とZ会の問題集は何が違うの?

とは言っても、個人的には、市販の問題集と比較してZ会の問題集にそこまで魅力は感じなかったです。

なぜなら、難関大に合格できるレベルの市販の問題集は多く出版されていますし、それらの知見がネットに多く集まっているからです。

例えば、本サイトでは「偏差値70を目指したければ、青チャートを3周しろ」を強く主張していますが、これは 筆者自身が青チャートをメインに勉強して偏差値70を達成した経験があるからです。

もちろん、後述するように、Z会の添削指導は記述対策にかなり役立ちましたが、メインの教材としては市販の問題集でも 十分と言う印象を受けました。

ただし、ペースメーカーとしてのZ会は優秀

宅浪でも質の高い市販の参考書や問題集を買えば、十分に勉強の質が保てますが、それでも唯一の懸念点が 現在の自分の立ち位置、志望校に合格できるかが分かりにくいと言う欠点があります。

もちろん、宅浪でも全国模試を受けることで、自分の立ち位置や弱点が把握できますが、そもそも、模試を受けれる月が 8月、11月、12月など3回ほどしかないので、短期間で自分の弱点を把握して克服する、と言う事ができません。

その点、Z会は宅浪のペースメーカーとして優秀で、Z会であれば、毎月15日ごろに問題集や参考書と一緒に添削問題を配られるので、 その添削問題を解いて提出することで、今の自分の立ち位置、弱点が分かるようになります。

例えば、7~8月の夏季講習の時期は今までの復習ができるような教材が配布されますし、11月からの共通テスト直前には 共通テストを強く意識した教材が配布されます。

特に、「何かしら強制的に勉強する仕組みがないと、やる気にならない」と言う人は、Z会をするメリットはありますね。

添削指導としてのZ会はかなり優秀

筆者自身はZ会を受講した、その最大の目的がZ会の添削指導を受けることにありました。

特に、宅浪の場合は共通テスト対策や勉強の理解は問題集で何とかなりますが、高校や予備校の様に身近に先生がいないので、 英作文とか数学の記述問題などの2次対策にかなり苦労させられます。

筆者は「ハイグレード実戦演習」と言うコースを受けて記述問題の対策をしましたが、細かい部分点の採点や、英作文や数学の記述問題 において、「この表現の方がより良い」みたいな添削を受けることができるので、完全に独学でやるよりも多くの事を学べました。

実際に、筆者以外にも「Z会の添削指導はいいぞ」と言う声はtwitterでも多くあります。

市販でも記述対策用の問題集は売っていましたが、ただ模範解答を見ただけでは、自分の解答がどれだけ正しいのか、どこに改善点が あるのかが全く分からない、と言う欠点がありました。

昔流れていたZ会のCMに「徹底的添削力」みたいな謳い文句がありましたが、Z会の添削指導はガチです。

宅浪生におすすめのZ会コースとは?

Z会には、「東大コース」から「標準国公私立コース」まで幅広いコースが用意されていますが、基本的には、自分の志望校のレベルに合ったコースを 選ぶことをおススメします。

具体的には、

  • 東大コース...東大志望
  • 京大コース...京大志望
  • 難関大コース...旧帝大、神戸、横浜など。
  • 標準国公私立コース...地方国公立とか私立。

を選ぶと良いです。

宅浪生はZ会の講座は全教科選ぶべき?

「俺はZ会中心に勉強するぜ!」と言う人であれば、全教科Z会を受けるのもアリです。

ただし、Z会の講座の料金は1科目につき1か月4500円なので、7科目受けるとなると31500円とそれなりの値段はします。

なので、おススメは自分の苦手な科目や、2次試験での配点が高い等の重要な科目のみZ会で受けて、他の科目は市販の問題集で済ませる と言うのが良いです。

例えば、僕の場合は2次試験の数学の配点が高く、宅浪なので記述対策が難しかったこともあって、Z会の数学だけ受講しました。

宅浪でZ会をおススメする人

宅浪でZ会をおススメするタイプは、「2次試験で記述問題があるけど、身近に先生がいないせいで記述対策が難しい人」と言えます。

先ほども言ったように、共通テスト対策や各教科の理解を深めることは市販の問題集でもZ会の問題集でもできますが、 記述対策は専門家にきちんと添削してもらう方が良いです。

逆に、高校時代の先生に頼んで添削してもらえるとか、プロの家庭教師を雇っている等の場合だと、Z会の添削指導は不要と言えます。

また、勉強のペースメーカとしてZ会を受講するのもアリ。「自分だけでやり遂げる」と言う意思が弱い人は、特にZ会の恩恵は受けれます。

宅浪におすすめのZ会のコース

筆者の様に「添削指導だけ受ければ良い」と言う人は、「ハイグレード実戦演習」がおススメ。 このハイグレード実戦演習は、旧帝大や早慶、MARCHと言った難関大レベルの英語と数学の記述対策に対応できています。

京大や東大志望の人もハイグレード実戦演習でも構いませんが、より特化した「京大即応演習」「東大即応演習」のコースがあるので、 そちらの方が良いでしょう。

「Z会をがっつり使って勉強したい。Z会だけ使いたい」と言う人は、「本科コース」を選ぶと良いです。

「東大コース」から「標準国交私大コース」と幅広いレベルに対応したコースが用意されており、5教科の問題集、添削指導が用意されています。

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