日本史は、定期テストでの勉強が重要になってくる科目の一つです。
定期テストで良い成績を収めていると、受験勉強に移行する時に定期テストで覚えた事項がすんなりと頭に入ってくるので、それだけ受験を 有利に運べます。
しかし、いくら勉強して知識を覚えても、点数に結びつかないと言う高校生は多い。そんな人達は決して頭が悪いわけでなはなく、 正しい日本史定期テストの勉強法を知らないだけなのです。
本記事を見て、正しい日本史定期テストの勉強法を理解した上で、定期テスト、受験勉強の参考にして下さい。
日本史の定期テストは、歴史の流れの理解が大事
勉強はしているが点数に結びつかない人の特徴としては、教科書でマークした部分やノートに板書した所だけを覚えていると言うことです。 残念ながら、このような勉強法では100年勉強しても、9割には届かないです。
日本史は、単に知識を詰め込むだけではダメで、歴史の流れをつかむことが重要です。
例えば、源平の戦いであれば、はじめに源頼朝が挙兵をして、その後に侍所を設置して、平清盛が死んで、頼朝に東国支配権が認められて ~と言うように流れを抑えなければいけません。
センター試験や私大でも「a,b,cの出来事を古い順に並べよ」と言う問題が全体の30%以上は出題されるので、いかに歴史の流れを理解 するのかが重要かが分かるでしょう。
日本史の流れを理解する勉強法
日本史の流れを理解するためには、教科書で勉強しましょう。ノートにもある程度書かれているかもしれませんが、教科書の方が勉強がしやすい。
まず、1ページ目の上半分を目で見るだけで覚える。覚えるのは、マークしている部分や太字になっている部分を中心に、流れを理解しながら 覚えていく。(例えば、本能寺の変が起きて、秀吉と明智光秀が山崎の戦いをして~と言う感じに)
そして、覚えたと思ったら教科書を見ずに、覚えたことを紙にを書いていく。この時も流れを理解しているかを確認するため、古い出来事順に 紙に書いていく。
書いた後は、覚えていたか教科書を見てチェックします。覚えられていなかったら、紙に書いて覚え直す。覚えていたら、今度は1ページ目の下半部 を目で見るだけで覚えていく。
そして、次に紙に書くのは、1ページの上半分で覚えたことと下半分で覚えたことを書いていく。これが非常に 大事で、人間の脳は何度も繰り返して覚えることは、めったに忘れなくなるのです。なので、定期的に復習をすることも大事です。
2ページ目以降も同じことの繰り返しです。2ページ上半分を目で見て覚えて、その後に1ページ目と2ページ上半分を紙に書きます。はじめは この勉強法はきついかもしれませんが、脳がフル回転している事が実感できるはずです。
脳は、筋トレと同じで、負荷をかければかけるほど鍛えられていく。慣れてくれば、1ページ半分ずつ覚えていたのを、1ページ丸々覚える 方法に切り替えると良いです。
日頃からの日本史の勉強はどのようにすべきか?
当然のことだが、定期テストで高得点を目指すのであれば、日頃から勉強をしておくと良いのは言うまでもないです。
しかし、全部を暗記するのは時間的にも精神的にもきついので、テレビのCM中とかのスキマ時間を使って、歴史の大まかな流れだけでも掴むようにしましょう。
大まかな流れを掴んでおくだけでも、出来事の前後関係がはっきりとしてくるので、テスト前の暗記もやりやすくなるのです。
ナガセ
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ボクは、『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』と言う参考書を使うことで、定期テストの点数を9割まで上げることができた。もし、成績を上げたい人は使うと良いです。
日本史のノートは見やすさよりもインパクトを
黒板に書かれている事を、そっくりそのままノートに綺麗に写している人はいるのではないでしょうか?実際に、ボクも全教科でそうしていたが 今では非常に後悔しています。
確かに、黒板に書かれている事は定期テストにも出題されやすいし、入試に頻出な事項なので、写すことは大事です。しかし、それらの知識 を自分のものにするために、プラスアルファの事を自分なりに考えてやってほしいです。
例えば、イラストを描いてみるとかです。暗記事項はイメージと結びつけることで覚えやすくなるので、イラストを描くのは有効な方法です。 他にも、ものすごい適当なゴロ合わせを作ってみたりして、ノートに写すのも良いです。
授業はどうしても受け身になりがちなので、ただ板書をノートに写すだけでは何も得るものがないです。上記のように、自分で積極的に 何かを作り出すことで、頭の回転も違ってきて成果を生み出しやすくなります。