日本史参考書でこれからも受験生に勧めたい3冊

日本史参考書

受験勉強の教科で全てに当てはまることだが、特に日本史では参考書の良し悪しで点数が大きく左右される。

なぜならば、日本史はいかに効率よく勉強できるかが、点数を決める科目だからです。

ボクも参考書選びを入念に行ったおかげか、1浪の時のセンター模試では、9割をコンスタントにキープすることができた。

もちろん、日本史では参考書が全てではないのかもしれませんが、それでも参考書選びの占めるウェイトは大きいはずです。

実際にボクが使った日本史参考書を紹介するので、参考書選びの際の参考にして下さい。

おすすめの日本史参考書3冊

まずオススメしたいのが、「石川日本史講義の実況中継」です。

石川晶康 日本史B講義の実況中継(1)原始~古代 (実況中継シリーズ)
石川 晶康
語学春秋社
売り上げランキング: 2,142

本書の特徴としては、何と言っても日本史の流れが頭に入ってきやすいことです。日本史をただ丸暗記するのではなく、 歴史の流れを理解できる画期的な参考書です。

人間は物事を忘れる生き物です。なので、いつも日本史を100%覚えることは無理がある。しかし、日本史の流れだけでも抑えておくだけで 大事な部分は忘れないし、細かい知識事項も、結局は日本史の流れの一部に過ぎないので覚えやすくなります。

さらに本書を読めば、歴史の面白さにも気付けるでしょう。歴史は「豊臣秀吉が天下統一した」と言う結果ではなく、「秀吉が本能寺の変 からどうやって天下統一したのか」と言う過程の部分が面白いからです。本書には、過程の部分がしっかりと書かれている。

本書は、2次試験、私大、センターのみだけど時間がある人向けの参考書だと言えます。センターのみで、夏以降 勉強を始めた人には、オススメしないです。なぜならば、本書は何度も読めば読むほど、味が出る参考書だからです。

改訂第2版 センター試験 日本史Bの点数が面白いほどとれる本
重野陽二郎
KADOKAWA/中経出版 (2015-09-15)
売り上げランキング: 2,944

日本史はセンターのみと言う人には、もはや必携と言っても過言ではないのが、この通称「センター黄本」。

センター試験に特化しているので、センターに出題される事項をきれいにまとめ上げられている。上記の「石川講義の~」ほどではないが、 日本史の流れも書かれているので覚えやすいでしょう。

一つ注意なのが、この「センター黄本」は1年ごとに著者が変わってしまうことがある。ボクが使ったものの著者は「重野 陽二郎」で、 この人の書いている参考書は評判が良いものが多い。購入の際は、著者に目を付けて買って欲しい。

本書だけをやっていけば、9割は取れるでしょう。ただ、文化史の写真などの資料が載っていないので、文化史を勉強する時は資料集を 一緒に使いましょう。

詳説日本史ノート
詳説日本史ノート
posted with amazlet at 16.09.15

山川出版社
売り上げランキング: 21,675

上記の2冊で覚えたと思ったら、過去問や「詳説日本史ノート」等で暗記できたかどうかの確認をしましょう。1問1答形式の問題集でも 確認できるが、どうせならば自分で書きながら確認した方がしっかりと覚えられる。

本書の特徴としては、タイトルにノートと書いているくせに、意外にボリュームが満点です。センターレベルは完全に網羅していると言っても いいくらいでしょう。

志望校のレベルに足りていないなと感じた時は、自分で色々と付け足してみよう。所詮はノートなので、自分オリジナルのものを作る 気持ちでやると勉強効果が倍増します。

まとめ

今回取り上げた日本史参考書は、どれも評判が良いものばかりです。実際に、自分の手に取って確かめてから、購入するかどうかを決めてほしいです。

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