無機化学を完璧に覚えられる勉強法

無機化学勉強法

無機化学は暗記のウェイトが9割ほどを占める分野です。

しかし、英単語や日本史、世界史のようにただ書いて覚えるものでもないです。

もし、あなたの無機化学の勉強法が紙に書いて覚えるのがメインならば、模試や本番を通してコンスタントに高得点を出すことは保障されないです。

以下は、無機化学の勉強法で知っておきたいことを記したい。勉強をする際に是非参考にして下さい。

無機化学の勉強法はイメージを大切に

化学の勉強では、頭の中で色の変化とか実験風景をイメージするのが大事と言うのは、 ボクが偏差値65を超えた化学勉強法でも述べた。

無機化学は特に、暗記をする上でイメージが大事になってくる分野です。

暗記のやり方としては、頭の中で物体の色の変化や実験風景をイメージしながら、紙に何回も覚えたいことを書いていくのが効果的です。

そして、覚えたと思っても、毎日化学の勉強の前に無機化学で覚えたことを何も見ずに30秒使って思い出そうとしましょう。

その後に、思い出せたか出せないに関わらず、参考書を見て確認しましょう。

たとえ思い出せなくても落ち込む必要はないです。思い出せなかったと言うショックで、より無機化学が記憶されやすくなるからです。

ゴロを組み合わせるとより効果的

無機化学では、ゴロを覚えるのも効果的な勉強法です。そこでオススメしたいのが、「福間の無機化学の講義」という 参考書。

大学受験Doシリーズ 福間の無機化学の講義
福間 智人
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これには、非常に覚えやすいゴロが網羅されており、暗記事項もきれいにまとめられている。

問題を解くことで記憶の定着を図ろう

無機化学は暗記科目の要素が強い分野だが、だからこそ問題を解くことで知識の定着を図る必要がある

人間の脳は、インパクトが強い物事ほど強く記憶に残る傾向がある。

例えば、AKBの前田敦子が引退したとか、2020年のオリンピックの開催地は東京に決まった等の出来事は、紙に何回も書いて覚えていないはずです。 なぜなら、これらの出来事はインパクトがあったからです。

無機化学も同じで、しっかりと全部覚えたと思った後に問題を解いていくと、必ず「これ覚えたはずだけど、忘れてしまった」と言う問題が出てきます。

そして、解答を見た時に「ああ、これか!」と自分が覚えたと思って間違えた問題は、強く印象に残るのです。

無機化学で使う問題集

無機化学の勉強で使う問題集は、色々な角度から出題している問題が多い問題集を使うのが理想です。

例えば、数研出版の「化学重要問題演習」と言う問題集であれば、少し難しい問題が含まれるが、様々な角度から出題されており、本当に無機化学を覚えれたかどうかをチェックできます。

ちなみに、ボクは「Z会 高校生向け」の化学の教材を使った。

Z会は、受講者の現段階のレベルや志望校に合わせた教材を提供してくれるので、合格に必要な知識だけを覚えていける。実際に、ボクも化学を半年で偏差値65まで上げることに成功した。

今なら資料請求をすると、無料で化学の教材見本がもらえるので、興味のある人はやっておいて損はないです。

無機化学はセンターの勉強を中心に

2次試験にも化学を受験する人でも、無機化学に関してはセンター対策で十分です。

なぜならば、2次の無機化学はセンターに毛が生えた程度の問題しか出題されないからです。

センターと2次の無機化学で違う所は、化学反応式が穴埋めか、全部自分で書かないといけないかの差でしかないです。

なので、2次にも化学を受験する人は、無機の勉強はセンターを中心にやっていきましょう。

無機化学の勉強はほどほどに

模試で1回だけでも無機分野で8,9割取れるようになったら、無機化学の勉強の量を下げて、理論や有機に時間を当てよう。

なぜならば、無機は暗記科目なので忘れてしまうし、理論や有機の方が入試に多く出題されるからです。

1回無機で高得点を出した後は、センター模試で7,8割をキープするぐらいのペースで復習をしましょう。そして、センター1カ月前に なったら、無機を中心に暗記を多く勉強しましょう。

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