あなたは、「漢文ヤマのヤマの勉強をしたいけど、どうやって勉強すれば良いのか分からない」と 悩んでいませんか?
そこで今回は、漢文ヤマのヤマの使い方・勉強法やレベル・偏差値について分かりやすく解説していきます。
ぜひ、参考にしてください。
「漢文ヤマのヤマ」を使うべきレベル・偏差値とは?
「漢文ヤマのヤマ」は、どのレベル・偏差値でも使える参考書であり、 共通テスト、2次試験に必要な基本句形をマスターできます。
漢文はじっくり勉強するのではなく、いかに早く仕上げて他の重要な教科(数学とか英語)の勉強に時間を割くのが重要ですが、 「漢文ヤマのヤマ」は大学受験に重要度の高い順番に基本句形をマスターできるのでおススメです。
「漢文ヤマのヤマ」で最終的に到達できるレベル・偏差値は、 共通テストで8割以上、記述模試で偏差値60以上は目指せます。
地方国公立大、中継私立、MARCH、旧帝大など幅広い志望校に対応できます。
漢文ヤマのヤマの「共通テスト対応版」と「パワーアップ版」の違いって何?
漢文ヤマのヤマには「共通テスト対応版」と「パワーアップ版」の2冊が出版されていますが、 今から本書を買う場合は共通テスト対応版を買うのが良いです。
共通テスト対応版とパワーアップ版の違いは、PART3の実戦演習問題が違うという点のみで、 共通テスト対応版は、名前の通り共通テストに対応した演習問題になっています。
ただ、漢文で長文読解の勉強をする場合は、「入試精選問題集漢文」とか共通テスト予想問題集などで 勉強することになるので、「パワーアップ版」を既に持っている人は、わざわざ「共通テスト対応版」を買いなおす必要はないです。
「漢文ヤマのヤマ」の使い方・勉強法
2ヶ月で漢文を仕上げる心がけをする
上記で述べたように、漢文は、いかに短期間で点数を稼げるかがポイントとなります。目安としては、2ヶ月で目標の点数まで伸ばすようにしましょう。
具体的な点数で言うと、旧帝大レベル以上であれば、共通テスト9割は狙うべきだし、偏差値50~55程度の大学であれば、 共通テスト8割は狙いたい所です。
「2ヶ月で本当に共通テスト9割取れるのか?」と疑問に思うかもしれませんが、漢文は受験に必要な単語はたったの100語だけだし、 句形(文法)も60個ぐらい覚えるだけでOKなので、英語や古文の様に長期間の学習を必要としないのです。
ヤマのヤマを3周繰り返す
まずは、「漢文ヤマのヤマ」を3周繰り返し復習をしていきます。ここで注意なのが、一気に全ページをやっていくのではなく、少しずつやっていく方が記憶に残りやすくなります。
具体的には、このヤマのヤマは66個の項目に分けられていますが、 これを1日6項目ずつ勉強していくと効率が良いです。
1日6項目ずつすると、1周を11日で終わらせることができるので、3周繰り返すとなると3日(約1ヶ月)で仕上がる事になるので、勉強のペースがちょうど良いのです。
句形は具体例を使って覚えていく
漢文の句形を覚える時には、「A 不如 B」の様な公式で覚えるのではなく、具体的な例文を覚えた方が効率が良いです。
例えば、上の例で言うと、「A 不如 B」で覚えるのではなく、「百聞不如一見」と言う例文で覚えた方がはるかに覚えやすいでしょう。 (ちなみに、先ほどの例文は「百聞は一見にしかず」と読む)
「漢文ヤマのヤマ」ではこのように、句形が覚えやすい例文を多く使ってくれている。これを使わない手はないはずです。 もし、自分にとって覚えにくい例文だと思ったら、自分で例文を作るのも良いでしょう。
過去問をいきなり解いていく
漢文ヤマのヤマを3周したら、今度はいきなり過去問を解いていきましょう。 共通テストのみの人であれば、共通テスト過去問を、2次にも漢文がある人は、2次と共通テストの過去問をやっていきましょう。
(ただし、共通テスト過去問は圧倒的に数が少ないですが、各種予備校が出版している予想問題集や90年代の古いセンター過去問 が共通テストの勉強に良いです。)
はじめは過去問に慣れていないので、思ったより点数が取れないかもしれないが気にしなくて良いです。大体3回分の過去問を解き終えた頃には、問題の解き方のコツが分かってきて、点数も伸び始めるはずです。
しかし、「下線部を訳せ」や「書き下し文に直せ」と言う問題を間違えたのであれば、まだまだ句形や文法の知識が十分でないと言えます。 なので、その時はもう1度「漢文ヤマのヤマ」に戻って、句形の復習をするようにしましょう。