宅浪で医学部に受かるためにやるべき5つのこと

宅浪 医学部

「宅浪で医学部なんて、無謀かもしれないです。」

このように思っている受験生は、結構多いように思える。

確かに医学部は偏差値70程度の学力が必要であり、それを1年の独学(宅浪)でやるとなると、かなりハードルが高いでしょう。

だが、安心しましょう。これから紹介する宅浪で医学部に合格するための勉強法を実践すれば、今よりもグッと医学部合格のハードルが落ちるはずです。

ぜひ、参考にして下さい。

宅浪ではモチベの維持が超重要

これは宅浪に関する記事で散々言ってきたことだが、志望学部が医学部だとしてもモチベの維持が重要だと言うのには、変わりはないです。

では、どのようにモチベを維持いていけば良いか?

1日のTo Doリストを作る

モチベを保つのに一番役に立つのが、To Doリスト、つまり今日勉強する所のリストを作る事です。例えば、「今日は英単語30個覚えて、数学は5問解いて、、」と言う感じです。

しかし、ただTo Doリストを作るのではなく、本番を見据えた勉強計画をしていく必要がある

例えば、医学部に合格するために、1年で数学の偏差値を50から70までに上げたいとしましょう。色々調べた所、数学の偏差値70に到達するためには、 「1対1対応の演習」シリーズの計6冊を完璧にする必要があることが分かった。

1対1は計6冊で約500問もの例題がある。大体3周以上繰り返し解く事で1冊の問題集をマスターできるので、計1500問分の問題を1年で解く事になります。 1年をざっくりと300日と計算すると、1日5問ずつ解けば、数学の偏差値が70になることが分かる。

今回はザックリとした例を示したが、この説明でどのようにTo DOリストを作るべきか分かったと思う。

地歴科目は、日本史or世界史を選択する

理系であれば、センター試験の地歴科目は地理を選びがちだが、医学部を本気で目指すのであれば、地理を選択する事はオススメしないです。

なぜならば、センター地理は、9割以上の高得点が非常に取りにくい上に、いくら勉強しても安定して高得点を出しにくいからです。 特に、センターの比重が大きい大学であれば、これは致命傷になりかねないです。

逆に、日本史や世界史は、暗記する事が大変だが、模試で1回でも高得点を出しておくと、安定しやすくなるメリットがある。 実際に、1浪で医学部に合格した人の中では、日本史や世界史で受験をした人は珍しくないです。

小論文・面接対策をしっかりとやる

医学部受験の穴と言えるのは、小論や面接の対策です。特に宅浪だと、この2つの穴を埋めるのに苦労することになるでしょう。

小論文や面接は独学だけでは決して上達しないので、その道のプロに添削や指導をしてもらう必要がある。

一番無難なのが、高校の先生にお願いすることでしょう。卒業をしたとしても、先生であれば親身になって指導をしてくれるはずです。

もし、それがだめならば、「受験サプリ」で勉強をするのが良いです。月額が980円なので、小論文や面接に対策をしたい時期になったら、短期間だけ受講すれば、 かなり安上がりになります。

模試は8月から受けるようにする

よく宅浪でありがちな失敗パターンは、6月の模試の結果が良かったから、それで気が抜けて勉強に身が入らないことが挙げられる。

冷静に考えればすぐに分かる事だが、6月の模試は現役生のレベルがまだ低い段階にあるので、1年余分に勉強した浪人生が、模試で良い判定が出るのが当たり前なのです。

現役生が徐々に力を付けてくるのは、11月の模試ぐらいでしょう。それまでの模試の判定は、一切参考にならないのです。

なので、宅浪での模試で重要になるのは、判定ではなく純粋な点数だけ。医学部であれば、センター模試で9割、記述模試で8割を目指したい所です。

しかし、これらの数字はちょっと勉強した所で取れるようなものではないです。最低でも3カ月みっちりと勉強をしておきたい。そう考えると、宅浪生が模試を受ける時期は、8月の河合センター模試からになります。

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